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はちみつ。

はちみつ。

第1法「忘れ物。」4

暗い体育倉庫の中にムヒョは怖がるそぶりも見せずに入っていった。

「!!・・・ま、待ってよムヒョ・・・」

ロージーは怖がる奈緒を連れてムヒョの後を追った。

「うぁっ、生臭い・・・」

体育倉庫の中には外で見た白い煙とはまた違う生臭さの

赤い煙が充満していた。

「ヤバイな。これはそうとうなバケモンだぞ。」

ムヒョの表情から笑いが消えている。

「っっ・・・!?キャぁぁぁアアア!!!!!」

「!?奈緒ちゃん、どうしたの!?」

いきなり悲鳴を上げた奈緒にロージーが尋ねる。

「あ、足・・・あ、し・・・がっ!」

2人が奈緒の足元を見ると奈緒の足にはべっとりと血と髪の毛が

ついていた。

「何だコレ!奈緒ちゃんちょっと待ってて、今拭くから・・・」

ロージーがかがんで奈緒の足にハンカチをあてようとした。

「ロージー!ちょっと待て!!!」

「・・・え・・・?」

大声を出したのはムヒョだった。

「そいつに触るな。」

「え・・・」

「そいつが幽霊、だ。」

「!」

さっきまで泣いていた奈緒がニヤリ、と笑った・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーあとがきーーーーーーーーーーー
あのー・・・ホント自分で読み返してみて悲しくなる文ですね・・・

でもやっとイイところまで行ったのでがんばりますっ!(泣)



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